と・も・だ・ち

不思議な話
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これは、つい先日うちの次男から聞いた話です。

と・も・だ・ち

子供って、いつも仲良くしているお友達っているよね。

うちの次男は小学校3年生で、とても活発。

結構社交的で優しいところもあるからか、友達はいっぱいいる方だと思う。

良くうちに遊びに来る子は大体決まってるし、私も名前を聞くとちゃんとわかる。

でも、最近新しいお友達ができたようで、その子のことをたまに話してくれるようになったの。

なんでも、・・・・・その子は霊感が強いみたいで・・・。

ここには〇〇の霊がいるよとか、ちょっと不思議な話をする子みたいね。

・・・・・ママもお友達になって色々お話聞きたいくらいよ!

「同じクラス?男の子?」と聞くと、「うん、男の子だよ」って教えてくれた。

へえ、そんな子いるんだね、えっと・・・・・誰かな?

別に母親として当たり前の反応。クラスの誰だろう?って単純に思ったから聞いてみた。

「・・・・・・・」

「うん?」

「あ、そういえば・・・・・」

急に話を切り替えようとする次男。

なんか怪しい(;´Д`)。

「お友達ってダレ?同じクラスだよね?」

「いや、同じクラスではないよ」

「ふーん、じゃぁ、休み時間にたまたま仲良くなった他のクラスのお友達とか?」

「うーん。違う」

「うん???」

話が噛み合わないまま、親子の会話のキャッチボールをしていたんだけど、・・・・なんとなくだけど感じるものがあった。

「いつもどこでその子と話してるの?」

「校庭の端っこにいつもその子がいるんだよ、そこで休み時間に話してる」

「そ・・・・そっか。」

なんだか、これ以上聞いてはいけない気がしてきた。

その子は・・・・・・・多分、同じ学年じゃないし、人間じゃないかもしれない。って。

でも、悪いことはしてこないとも思った。

 

なんで、そんな風に考えたかというと、私自身も子供のころ同じような体験をしていたから。

昔、両親が別居していて母の実家で暮らしてたことがあった。

その家の中で、私と妹でよく遊んでいたけど、いとこの子がいたんだ。

はるみちゃんとこうじくん。あともう一人お姉さんがいたけど、名前を忘れてしまった。

仮にカナちゃんとしておくね。

はるみちゃんとこうじくんとカナちゃんは3人姉弟で、お姉さんたちは優しいけど、こうじくんは私とはあまり相性がよくなくて喧嘩ばかりしてた。

男のくせに意地悪なんだもん。タチが悪い!!年上なのに!

でも、いつも一緒に遊んでた。

 

そんなある日、父が来たんだ。

その頃、幼い私は全くわかってなかったけど、両親が離婚することになって、父は手がかからない私の方を引き取りに来たんだ。妹は母のところに。

家族はバラバラになり、悲しい別れが待っていた。

はるみちゃんも。こうじくんも。カナちゃんも。私のために泣いてくれたっけ。

それっきり、妹にも、母にも、いとこたちとも会っていない。

 

ずいぶん長い時間が過ぎて、父が亡くなったあと、母と手紙のやり取りをしていた時期があったんだ。どうして離婚をすることになってしまったかを、初めて聞いた。

それはここでは触れないでおくけど、母とのやり取りの中で、私の記憶力の良さにびっくりされたっけ。私はまだ当時3歳くらいだったけど、いつどこに誰と行って、これをしてこれを買った・・・とすごく覚えていたんだ。その時のエピソードまで覚えていて、母もその記憶が残っていたから驚かれた。

そんな私が母に尋ねたことがあった。

はるみちゃんとこうじくんとカナちゃんは元気にしてる?

でも、母からの手紙には、つれない返事が返ってくるばかり。

「いとこでいつも一緒に遊んでたでしょ?はるみちゃんとこうじくんとカナちゃん!!!」

同じようなことを、何回も書いていたから、とうとう母もはっきり返事を書いてきた。

「いとこでそんな名前の子いないけど・・・・、遊んだことがある友達とかと勘違いしてるのかもね」

そんな風に書いてあった。

混乱したのは私の方だよ。

・・・・だって、毎日一緒に遊んでたんだよ。確かにあの家に住んでいた。離れの二階に。

 

記憶力があってなんでもしっかり覚えてる私が、そこだけ覚えていないってことはないはずだし、はるみちゃんとこうじくんとカナちゃんの顔だってしっかり覚えているのに、いまとなって思い返すと、いとこの3人だと思っていたはるみちゃんとこうじくんとカナちゃんは・・・・・・・この世のモノではなかったのかもしれない。

そんな不思議な体験を自分もしてるので、なんとなく次男の話も同じ種類のものかなって思えたんだ。

 

「と・も・だ・ち」

次男がそう思うのなら、友達なんだよね。

学校の校庭にいつもいる友達。

私は霊感があるけれど、姿は見ることができない。

でも音が、声が、聞こえる。

気配も感じる。

・・・・そして、そんな力を次男も同じようにもっている。

落ち着きがなくて感受性が強い。そんな部分も似ている。

 

でもね、私が過去に見ることができたのは、はるみちゃんとこうじくんとカナちゃんだけ。

次男にとっては、そのお友達がそうなんだろうね。

それが自分にとってどんな意味があるかはわからない。

でも、なんとなくだけど、悪いものではないってことはわかる。

次男にとっては、大切な

「と・も・だ・ち」

・・・・・私にも、その友達が見えるのかな?

私と次男が同じ周波数のチャンネルだとしたら、見える可能性もあるかもしれない。

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